スマホを持つとき、小指を使って支えていませんか?小指の第一関節と第二関節の間がくぼんでいたり、しばらく経ってもくぼみが戻らない場合、テキストサム損傷が原因かもしれません。
テキストサム損傷ってなに?
「サム(Thumb)」は英語で親指のこと。本来「テキストサム損傷」とは、スマホの使いすぎによって生じる親指の腱鞘炎などを指す造語です。
ただし日本では、SNSやニュースでの誤った報道が広まり、いつの間にか「小指の変形」を指す言葉として定着してしまいました。本記事でもその慣例に従い、テキストサム損傷=小指の変形として解説します。
テキストサム損傷の原因は?
主な原因はスマホを長時間・こまめに小指で支え続けることです。電車の中・歩きながら・食事中と、1日中スマホを手に持つ現代では、小指にかかる負担は想像以上に大きくなっています。
また、近年のスマホは大型化・重量化が進んでいるため、バランスを保って持つために自然と小指に力がかかりやすくなっています。体質によっては変形が治りにくい場合もあります。
テキストサム損傷は治るの?
意識して小指に負担をかけないようにすれば、時間はかかっても改善が期待できます。指の曲げ伸ばしなどのストレッチも並行して行うと効果的です。
まずはスマホを触る時間そのものを減らすことが、最大の予防・改善策になります。
くぼみが戻らない・ズキズキと痛みがある場合は、自己判断せず早めに整形外科などを受診してください。
テキストサム損傷を防ぐ8つの方法
① スマホを持つ手をこまめに変える
すぐに実践できる最もシンプルな方法です。左右の手を交互に持ち替えるだけで、小指への負担を半分に減らせます。変形が治りにくい方にも取り組みやすい方法です。
② 両手でスマホを持つ
片手が空いているなら両手で支えましょう。重さが分散されるため小指への集中負荷がなくなります。そもそも変形が起きにくくなる最善の持ち方のひとつです。
③ 滑り落ちない程度に角度をつける
手のひらとの摩擦を利用して、小指を使わなくても落ちにくい角度で持つ方法です。ただし、首への負担が増えたり、画面が見えにくくなる場合があるので加減して試してみてください。
④ 座ってスマホを操作する
小指で支えてしまう主な理由は「落とすのが怖い」という心理です。座った状態で操作すれば、万が一落としても膝やバッグの上に落ちるため、手のひら全体でリラックスして持てます。
⑤ ほかの4本の指を巧みに使う
自分の手の大きさや指の長さに合わせて、小指に頼らない持ち方を模索してみましょう。ただし、別の指に過負荷がかからないよう注意が必要です。
⑥ 輪ゴムを使う
少し見た目は気になりますが、丈夫な輪ゴムを指とスマホに巻きつけると落下の不安がなくなり、小指に力を入れずに持てます。ただしスライド操作が若干しづらくなります。
⑦ コンパクトなスマホに買い替える
「小さい・軽い・薄い」の三拍子がそろったスマホなら、手のひら全体で自然に支えられます。近年はiPhone 16eやPixel 9aのようにコンパクトながら高性能なモデルも増えています。
⑧ スマホ落下防止グッズを使う
落下への不安がなくなれば、自然と小指に頼らずに持てるようになります。バンカーリング・スマホバンド・ハンドリンカーなどのグッズが便利です。

