ahamo・LINEMO・povo・楽天モバイルの4プランはどれも月3,000円前後で使えるコスパ抜群のスマホプランです。ただし料金体系・データ容量・通話の仕組み・通信品質はそれぞれ大きく異なります。この記事では4プランを11項目で徹底比較し、あなたに最適なプランを見つけるお手伝いをします。
目次
4プランの基本スペック比較表
まずは4プランの基本スペックを一覧で確認しましょう。
プラン 月額料金(税込) データ量 通話 回線 速度制限時
ahamo 2,970円 30GB 5分かけ放題込み ドコモ 最大1Mbps
LINEMO ベストプランV2,970円 30GB 5分かけ放題込み LINEギガフリー ソフトバンク 最大1Mbps
LINEMO ベストプラン990円〜2,090円 〜10GB (段階制) 有料 LINEギガフリー ソフトバンク 最大300kbps
povo 0円〜 (トッピング制)0GB〜 (追加制) 有料 (550円/月〜) au 最大128kbps
楽天モバイル 1,078〜3,278円 (段階制)3GB〜無制限 Rakuten Link 利用で無料 楽天/au 制限なし (無制限)
料金は2026年3月現在の情報です。キャンペーン割引・オプション追加により変動する場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
ahamo(ドコモ)の特徴
ahamoはドコモが提供するオンライン専用プランです。月額2,970円(税込)で30GBのデータと5分かけ放題が標準装備されており、シンプルでわかりやすい料金体系が人気を集めています。
項目 内容
月額料金 2,970円(税込)
データ容量 30GB(大盛りオプション追加で+80GB=計110GB、+1,980円)
通話 5分以内かけ放題(回数無制限)。超過後は22円/30秒
海外利用 追加料金なし、82カ国以上で30GB対象内利用可
速度制限後 最大1Mbps(動画・SNSは十分利用可能)
ショップ対応 基本オンラインのみ。店頭サポートは3,300円(税込)有料
キャリアメール 使用不可(@docomo.ne.jpは利用できない)
ahamoのメリット
ドコモ回線の安定した通信品質 :人口カバー率99.9%以上。地方でも安心して使えます5分かけ放題が標準装備 :月1,650円のオプション追加なしで5分以内通話が無料海外でそのまま使える :旅行・出張で追加手続きなし。82カ国で利用可能速度制限後も1Mbps :他社の128〜300kbpsより高速で、動画視聴にも耐えられますdポイントが貯まる :乗り換えキャンペーンで最大20,000dポイント還元中
ahamoのデメリット
ライトユーザーには割高 :月30GB固定のため、5〜10GB程度しか使わない方は費用対効果が下がる店頭サポートが有料 :ドコモショップでの手続きは3,300円(税込)かかるキャリアメール不可 :@docomo.ne.jpが使えなくなる留守番電話サービスなし :対応していないため注意が必要
LINEMO(ソフトバンク)の特徴
LINEMOはソフトバンクが提供するオンライン専用プランです。LINEアプリのデータがカウントされない「LINEギガフリー」が最大の特徴。2種類のプランがあり、ライトユーザーから中〜ヘビーユーザーまで対応できます。
項目 ベストプランV(30GB) ベストプラン(〜10GB)
月額料金 2,970円(税込) 990円〜2,090円(税込) 3GBまで990円/10GBまで2,090円
データ容量 30GB 最大10GB(段階制)
通話 5分かけ放題込み (完全かけ放題は+1,100円) 有料(22円/30秒) 5分かけ放題は+550円
LINEギガフリー LINEトーク・音声通話のデータ0GB 同左
速度制限後 最大1Mbps 最大300kbps
LINEMOのメリット
LINEギガフリーでLINE使い放題 :LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がデータ消費ゼロ。LINEをメインで使う方に強力ライトユーザーはベストプランが激安 :3GBまで月990円(税込)は業界最安水準ソフトバンク回線の広いエリア :5G対応エリアも急速拡大中現在のキャンペーンが手厚い :乗り換えで最大20,000円相当のPayPayポイント還元中
LINEMOのデメリット
端末購入ができない :LINEMOでスマホを購入・申し込みすることはできない(SIMのみ)ベストプランは速度制限が遅い :10GB超過後は最大300kbps(1Mbpsではない点に注意)留守番電話サービスなし
povo(au)の特徴
povoはauが提供するオンライン専用プランで、基本料金0円のトッピング(追加購入)制が最大の特徴です。使う分だけ買うスタイルなので、データ利用量が月によって大きく変わる方や、サブ回線として使いたい方に特に向いています。
トッピング 料金(税込) 有効期限
基本料 0円 —
1GB(7日間) 390円 7日間
3GB(30日間) 990円 30日間
20GB(30日間) 2,700円 30日間
60GB(90日間) 6,490円 90日間
データ無制限(24時間) 330円 24時間
5分以内かけ放題 550円/月 月間
完全かけ放題 1,650円/月 月間
povoのメリット
基本料0円で維持できる :使わない月は完全無料。サブ回線やMNP弾として最適使う分だけ購入できる :旅行月だけ大容量、普段は最小限など柔軟な運用が可能au回線の安定した通信品質 :大手キャリア回線をそのまま使用期間限定トッピングで激安になることも :不定期で特大容量が割引になるキャンペーンあり
povoのデメリット
プラン管理が手間 :毎月自分でトッピングを購入する必要があり、サービス会社の運営が苦手な方には不向き基本料0円状態では180日ルールがある :6ヶ月以上有料トッピングなしで使わないと契約解除リスク速度制限後は128kbps :4社で最も遅い(ほぼ使用不可の速度)サポートが自動ボットのみ :有人対応なし。トラブル時の解決に時間がかかる
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルは第4の大手キャリアとして自社回線を保有するプランです。使ったデータ量に応じて料金が変わる段階制で、20GB超えると月額3,278円(税込)で無制限になります。Rakuten Linkアプリ経由の国内通話が完全無料という点も大きな強みです。
データ使用量 月額料金(税込)
〜3GB 1,078円
3GB〜20GB 2,178円
20GB〜無制限 3,278円
楽天モバイルのメリット
Rakuten Link利用で国内通話完全無料 :固定電話・携帯電話・お店への電話も無料(一部の0570番号等を除く)データ使い放題が3,278円 :20GB超えてもずっと3,278円の上限固定。大容量ユーザーに圧倒的コスパ楽天ポイントが貯まる・使える :楽天市場でのSPUポイントアップや月額のポイント払いが可能家族割・学割・シニア割が使える :ahamo・povo・LINEMOにはない家族向け割引がある三木谷キャンペーンで14,000ポイント :専用リンクからの乗り換えで大幅ポイント還元
楽天モバイルのデメリット
エリアによって通信品質が不安定 :楽天回線エリア外ではau回線(パートナー回線)に切り替わり、以前は速度制限あり(現在は改善中だが地方では差がある場合あり)地下・屋内での電波が弱いことがある :プラチナバンド整備は進んでいるが、他3キャリア比では引き続き注意が必要Rakuten Linkに慣れが必要 :通話無料の恩恵を受けるには専用アプリを使いこなす必要がある
通信速度・回線品質比較
通信速度は「みんなのネット回線速度」の2025年12月〜2026年3月の計測結果を参考にしています。
プラン 平均DL速度 回線種別 速度評価
ahamo 約130Mbps ドコモ(本回線) ◎ 安定・高速
LINEMO 約100〜130Mbps ソフトバンク(本回線) ◎ 安定・高速
povo 約80〜120Mbps au(本回線) ○ 安定
楽天モバイル 約70〜150Mbps 楽天回線/auローミング △〜◎(エリア依存)
ahamoはドコモ回線をそのまま利用するため、全国どこでも安定した速度を維持します。楽天モバイルは楽天回線エリア内では高速ですが、エリア外ではau回線に切り替わるため、お住まいのエリアによって体感差が生じます。
通話料金・かけ放題比較
プラン 標準通話料 5分かけ放題 完全かけ放題 特記
ahamo 22円/30秒 込み(無料) +1,650円/月 —
LINEMO ベストプランV 22円/30秒 込み(無料) +1,100円/月 LINE通話はギガフリー
LINEMO ベストプラン 22円/30秒 +550円/月 +1,650円/月 LINE通話はギガフリー
povo 22円/30秒 +550円/月 +1,650円/月 —
楽天モバイル 22円/30秒 (Rakuten Link以外) 実質無料 (Rakuten Link) 実質無料 (Rakuten Link) 固定電話も無料
通話が多い方は楽天モバイルが断然有利です。Rakuten Linkを使えば固定電話・携帯電話問わず国内通話が完全無料(一部番号を除く)になるため、ビジネス用途や電話を頻繁に使う方は月額コストが大幅に変わります。
現在実施中のキャンペーン比較【2026年3月】
プラン キャンペーン内容 条件
ahamo SIMのみ乗り換えで20,000dポイント還元 他社からMNP+条件あり
LINEMO ベストプランV乗り換えで最大20,000円相当 のPayPayポイント 週穫祭で毎週最大4,000円相当のPayPayポイント 他社からMNP+条件あり
povo 紹介コード(MLXKLNT4)入力で特典あり 不定期トッピングキャンペーン コード入力必須
楽天モバイル 三木谷キャンペーンで14,000ポイント還元 iPhone最大34,000円お得 専用リンクから申し込み
キャンペーンは終了・変更になる場合があります。申し込み前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
あなたに最適なプランはどれ?タイプ別おすすめ
あなたのタイプ おすすめ 理由
通信品質・安定性を一番重視 ahamo ドコモ回線で全国99.9%カバー。速度制限後も1Mbps
LINEをよく使う LINEMO LINEギガフリーでLINEのデータ消費がゼロ
月10GB以下しか使わない LINEMO ベストプラン 3GBまで990円で業界最安水準
毎月の使用量が不規則 povo 必要なときだけトッピング購入。サブ回線にも最適
電話をたくさんかける 楽天モバイル Rakuten Link通話無料で通話料0円
データを大量に使う(20GB超) 楽天モバイル 20GB超えても3,278円の上限固定
海外利用が多い ahamo 追加料金なしで82カ国以上対応
キャンペーン重視で乗り換えたい ahamo or LINEMO 現在最大20,000円相当の還元実施中
楽天市場で買い物をよくする 楽天モバイル SPUポイントアップで楽天市場でのポイントが増加
料金シミュレーション|月10GB・20GB・30GBで比較
実際に使うデータ量別に月々の料金を試算しました(通話なし・かけ放題なしの場合)。
データ使用量 ahamo LINEMO povo 楽天モバイル
〜3GB 2,970円 990円(ベストプラン) 990円(3GBトッピング) 1,078円
〜10GB 2,970円 2,090円(ベストプラン) 2,700円(20GBトッピング) 2,178円
〜20GB 2,970円 2,970円(ベストプランV) 2,700円(20GBトッピング) 2,178円
〜30GB 2,970円 2,970円(ベストプランV) 5,400円(20GB×2) 3,278円
30GB超 4,950円(大盛り追加) 超過後は追加購入 トッピング追加必要 3,278円(無制限)
20GB以下なら料金差はそれほど大きくなく、LINEMOやpovoが安く使える場面があります。30GB超を毎月使うユーザーは楽天モバイルが圧倒的にコスパが優れています。
よくある質問(FAQ)
Q. ahamo・LINEMO・povo・楽天モバイルは店舗で契約できますか?
A. 基本的に4つともオンライン専用または主にオンライン申し込みが中心のプランです。ahamoはドコモショップでの手続きが一部可能ですが、有料(3,300円税込)になります。楽天モバイルは実店舗でも申し込み可能です。
Q. 今のスマホはそのまま使えますか?
A. 2023年5月以降に購入した端末は原則SIMロック解除済みなので、どのプランでも利用可能です。それ以前の端末は各キャリアのSIMロック解除が必要な場合があります。また、対応バンド(周波数帯)の確認も大切です。
Q. キャリアメールはどうなりますか?
A. ahamo・LINEMO・povo・楽天モバイルでは@docomo.ne.jp・@softbank.ne.jp・@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールは利用できません。Gmailなどのフリーメールへの移行が必要です。なお、ドコモ・au・ソフトバンクはメールアドレスを有料で持ち続けられる「メール持ち運び」サービスを提供しています。
Q. 4つの中で一番乗り換えが簡単なのはどれですか?
A. いずれもMNP(番号移行)ワンストップ方式に対応しており、解約手続きなしに乗り換えられるようになっています。現在のキャリアのMNP転出手続きが不要なため、スマホ1台あれば最短即日で乗り換えが完了します。
Q. 結局どれが一番おすすめですか?
A. 使い方によって異なります。通話が多い方・大容量を使う方は楽天モバイル 、LINEをよく使う方はLINEMO 、通信品質と海外利用を重視する方はahamo 、サブ回線・使用量が少ない月がある方はpovo が最適です。上の「タイプ別おすすめ表」を参考にしてください。
まとめ
ahamo・LINEMO・povo・楽天モバイルはどれも月3,000円前後で大手キャリア品質のスマホが使えるコスパ抜群のプランです。「通話の多さ」「月間データ使用量」「LINEの利用頻度」「海外利用の有無」という4点を軸に選ぶと失敗しにくくなります。現在はキャンペーンで最大2万円前後の還元も行われているため、乗り換えを検討しているなら今が絶好のチャンスです。
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