乗り換え特典のルール見直し(2026年10月28日の総務省資料)
乗り換え特典は、2027年2月から最長1年・月ごとに分けて渡せるようになる見込みです。総務省が施行を目指す時期で、まだ確定ではありません。それまでは今のルールのままです。
- 始まる時期
- 2027年2月総務省の施行目標(未確定)
- 分けられる期間
- 最長1年1か月ごと。後の月ほど多い形は禁止
- 変わらないもの
- 上限2万円SIMのみの特典(税別)。端末の値引きは対象外
総務省「専門委員会とりまとめ2026を踏まえた制度改正の方向性」(2026年10月28日)で確認。2026年11月7日時点。
新しいルールでは、途中で解約すると残りの特典を止められます。一方で、乗り換え直後にまとめて渡す特典は禁止されません。各社が分割に切り替えるかは、まだ発表されていません。
いつから? :2027年2月の施行を目指している
総務省は2026年10月28日、新ルールを2027年2月に施行することを目指すと示しました。2027年4月の新年度を待たずに始める考えです。正式な制度改正の手続きと日付は、まだ公表されていません。
| 時期 | 決まったこと |
|---|---|
| 2026年6月24日 | 専門委員会がとりまとめ案を公表。分割に限り最長1年を認める方向 |
| 8月1日〜9月1日 | 案への意見募集。31者が意見を提出 |
| 9月30日 | 審議会が答申。案を確定版とすることが適当と判断 |
| 10月28日最新 | 分け方の細かいルールと、2027年2月の施行目標を提示 |
| これから | 制度改正の手続き(日付は未発表) |
何が変わる|特典を12か月に分けて渡せる
今は、使い続けることを条件にした特典は原則として禁止です。そのため、多くの会社は乗り換えてすぐ特典を渡しています。新ルールでは、分けて渡す場合に限り、最長1年は使い続けることを条件にできます。
| 項目 | 2027年2月以降(予定) | 今 |
|---|---|---|
| 使い続ける条件 | 分けて渡す時だけ最長1年まで可 | 原則禁止 |
| 途中で解約 | 残りの特典を止められる | 乗り換え直後に受け取れることが多い |
| まとめて渡す特典 | 引き続き可(今は規制しない) | 可 |
| 上限額 | SIMのみ2万円(税別)のまま | 2万円(税別) |
| 端末の値引き | 分割の対象外。原則4万円(税別)のまま | 原則4万円(税別) |
| お試し割 | 廃止(分割ルールに統合) | 最長6か月・上限2万円の料金割引 |
2万円の枠は、分けて渡す分と、まとめて渡す分の合計です。総務省の例では、月1,000円を12か月分けて渡し、残りの8,000円をまとめて渡せます。端末も買う場合は、全体で原則4万円までです。
分け方のルール|後の月ほど多い渡し方は禁止
新ルールは、最後の月まで残らせるための渡し方を認めません。総務省は分け方を次のように決める方向です。
- 1か月ごとに渡す3か月ごと・半年ごとなど、何か月分かをまとめて渡す形は禁止です。
- 毎月同じ額か、最初が多い形はOK例:1か月目1,850円、2〜12か月目1,650円で合計2万円。
- 後の月ほど多い形は禁止例:1か月目1,111円から毎月増やし、12か月目に2,224円を渡す形。
- 乗り換えから時間をおいて渡すのは引き続き禁止「半年使ったら1万円」のような特典は、今後も認められません。
総務省は、まとめて渡す形を後で規制することも検討しました。ただ、今回は各社の自主的な対策を優先し、規制しないことにしました。
乗り換える人への影響|途中で解約すると残りはもらえない
分割を選んだ会社に乗り換えた場合、1年たつ前に解約すると、残りの特典は受け取れなくなります。特典目当てで短期間に乗り換えを繰り返す人には不利になります。1年以上使う人には、受け取る額は変わりません。
ただし、どの会社が分割に切り替えるかは、2026年11月7日時点で発表されていません。まとめて渡す特典も禁止されないため、会社ごとに渡し方が分かれる可能性があります。
今回の資料には、施行前に申し込んだ人の特典がどう扱われるかは書かれていません。特典は、申し込んだ時点の各社の条件で受け取るものです。
今乗り換えるべき?|施行までは今のルールで受け取れる
2027年2月の施行目標までは、今のルールのままです。乗り換えを考えているなら、待つ理由はありません。新ルールで特典の上限額が増えるわけではないからです。
今の特典も、数か月に分けて渡す会社や、受け取りまで半年以上かかる会社があります。各社の額・受け取り方・対象外の乗り換え元は、MNPキャンペーン比較で一覧にしています。
たとえばahamoは、SIMのみの乗り換えでdポイントの特典があります。ドコモからの変更や、過去に同じ特典を受けた人は対象外なので、条件を公式で確かめてから申し込みます。
よくある疑問
2万円より多い特典はもらえなくなる?
上限は今と同じです。SIMのみの乗り換え特典は今も2万円(税別)までで、新ルールでも変わりません。端末を一緒に買う場合は、全体で原則4万円(税別)までです。
お試し割はいつ終わる?
お試し割は、新しい分割ルールに含まれるため廃止する方向です。廃止日は、制度改正の手続きで正式に決まります。
端末の値引きも1年に分けられる?
分けられません。一部の関係者は端末の値引きも対象にするよう求めましたが、総務省は「必要最小限」の見直しとして対象外にしました。
2027年2月までは今の特典で比べる|次に読む記事
乗り換え先を決めるなら、MNPキャンペーン比較で特典の額と受け取り方を比べます。締切が近い特典はキャンペーンの終了日カレンダー、端末も一緒に買うなら安いスマホ一覧を読んでください。
月内の乗り換えはお早めに
翌月にずれ込む前に!
今すぐ申込み準備を
なぜ月内の乗り換えがお得?
ドコモ・au・ソフトバンクなど多くの会社は、解約した月の料金を日割りせず1か月分まるごと請求します。乗り換え先が開通した日が、今の回線の解約日です。
月末ぎりぎりだと審査やSIMの到着待ちで翌月にずれ込むことがあるので、数日の余裕をもって申し込みましょう。ソフトバンクは締め日が20日の人もいます(My SoftBankで確認)。楽天モバイルは使ったデータ量で料金が決まります。
総務省がルールを見直し中
スマホの買い方ルールが変わる
乗り換えは今の条件のうちに
返却前提の端末の割引と、乗り換え特典の渡し方が見直されます。報道では年内〜年明けにも新ルールが始まる可能性があり、今の条件で乗り換えられるのはそれまでかもしれません。
- 今
- 各社の決め方で返却時の価格(残価)を設定
- 見直し後
- 残価が下がり、月々の負担が増える見通し
- 今
- 乗り換え時にまとめて受け取る
- 見直し後
- 最長1年に分けて渡す形も可能に
いつから? 開始日は未発表です。答申を受けて省令などを改正する段階で、業界では年内〜年明けの開始を見込む声があります。各社がいつ条件を変えるかも未定です。
出典:総務省 専門委員会とりまとめ2026・審議会の答申(9月30日)・ケータイWatch(10月9日)(2026年10月10日確認)。特典目当ての短期解約はおすすめしません。
おすすめキャンペーン
SIMの特典額ランキング
今の携帯会社を選ぶと、乗り換えできる会社・もらえる特典だけで順位を出します
乗り換えでもらえる現金・ポイントの額が大きい順。月額割引・手数料の免除は別枠です。最大額には買い物などの条件があります。
契約区分と機種を選ぶと、端末代が安い順に並びます(各社公式オンラインショップの価格を毎日確認・通信料は別)
他社から乗り換える場合の価格です
端末を返さずに自分のものにする場合の支払総額です。支払回数などの条件は各カードで確認してください
メーカー
容量
価格を読み込んでいます…
速度・住居・契約区分をそろえて、掲載窓口の現金特典額順に比較。手残りが増える有料オプションも選べます。乗り換え費用の補填・工事費割引は含めません。
So-net 光(1ギガはM)
現金 円
開通から12・24カ月後の15日より各45日以内に口座指定。1ギガS/M/Lとも同額。Sは戸建て4,500円・集合3,400円で、混雑時の通信優先度が異なります。
料金・受取条件を読む →BIGLOBE光プラス
現金 円
クーポンPLS。工事完了翌月を1カ月目として12・24カ月目に受取手続き。表示月額は必須ルーター858円込み。工事前の5G通信だけでは光回線の特典を受け取れません。
料金・受取条件を読む →BIGLOBE光
現金 円
クーポンBWSを入力。12カ月目・24カ月目に受取手続きが必要。受取前の解約は対象外。1ギガ3年・10ギガ2年契約。
料金・受取条件を読む →SoftBank 光
現金 円
1ギガ新規はGMO窓口:8カ月目の案内メールから手続き。他はエヌズ窓口:課金開始月の翌月末振込、8カ月以上の継続が条件。エヌズの額は超おうち応援割を選ばない場合。同割引と併用すると15,000円減額。光+1ギガは対象外。2026年12月から料金改定。
料金・受取条件を読む →@T COMヒカリ
現金 円
アウン窓口。オプション不要。開通確認後、最短即日振込(確認に1〜14日前後かかる場合あり)。8カ月以上継続。IPv6は別途月220円。
料金・受取条件を読む →ドコモ光(GMO)
現金 円
2年契約。基本特典10,000円、10ギガは20,000円追加。申込月を含む5カ月以内に開通。開通月を含む4カ月目の案内から翌月末までに口座登録。指定オプション一式・平日日中の連絡指定による増額は別枠。
料金・受取条件を読む →GMOとくとくBB光
現金 円
11カ月目に届くメールから翌月末までに口座登録。振込は登録の翌月末。
新規回線と安心セキュリティ・スマホトラブルサポート+を同時申込。3か月利用で基本特典に+4,000円。追加料金1,078円を引いた手残りは+2,922円。4か月目以降は月1,628円。
料金・受取条件を読む →eo光シンプルプラン
現金 円
関西中心の提供地域・戸建て10ギガ。開通翌々月以降にメール・ハガキで案内、メール送信から40日以内に手続き。開通前のアプリ登録で月額割引も適用。解約費用補填の最大6万円は順位に含めません。
料金・受取条件を読む →auひかり(So-net・ギガタイプ)
現金 円
集合住宅のギガタイプ(最大1ギガ)の新設を比較。ミニギガは対象外。開通から23カ月後の15日より45日以内に口座指定。ホームはauひかりプラスの条件を別に確認。
料金・受取条件を読む →
月額は税込の通常料金・スマホセット割適用前。初期費用、ルーター代、工事費残債は各回線で異なります。提供地域内でも住所・建物によって契約できない場合があります。
順位に含めていない回線・条件
- ahamo光:掲載窓口の1万ポイント表記には公式WEB受付限定の条件があり、この窓口への適用を確認できていないため順位外。ahamo契約が必要。
- So-net 光(auひかりプラス):戸建ての光回線+5G通信。月額割引と必須ルーター月858円を別に比較。光回線を開通しないワイヤレスプランは光回線ランキングの対象外。
NURO光・楽天ひかり・@nifty光・コミュファ光・ピカラ光・BBIQなどは、このランキングの比較対象外です。
特典・料金確認:2026年10月29日
特典額・期限は2026年10月23日、月額料金は2026年10月11日時点で公式ページを確認した内容です。

