eSIM対応格安SIMおすすめ7選を比較しました。eSIM(組み込み型SIM)はSIMカードを差し込まずその場でプランを開通できる仕組みです。申し込みから最短数分でデータ通信が始まり、SIM到着を待つ必要がありません。海外渡航時も現地SIMを購入せず国内のプランをそのまま使えます。
格安SIMでもeSIM対応が進み、2026年現在では主要7社が選択肢に入ります。この記事ではIIJmio・mineo・楽天モバイル・povo2.0・ahamo・LINEMO・HISモバイルを料金・即時開通のしやすさ・デュアルSIM活用のしやすさで徹底比較しました。
eSIM対応格安SIMおすすめ7選【2026年4月時点の料金】
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| キャリア | おすすめプラン | 月額(税込) | データ容量 | eSIM即時開通 |
|---|---|---|---|---|
| IIJmio | ギガプラン eSIM(音声) | 850円〜3,900円 | 2GB〜55GB | ○(当日) |
| mineo | マイピタ(デュアル) | 1,298円〜2,948円 | 3GB〜50GB | ○(即日) |
| 楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 968円〜3,278円 | 3GB〜無制限 | ○(最短3分) |
| povo2.0 | トッピング式(基本料0円) | 0円〜(従量) | トッピング次第 | ○(9〜20時) |
| ahamo | ahamo(30GB) | 2,970円 | 30GB | ○(最短1時間) |
| LINEMO | ベストプラン | 990円〜2,970円 | 3GB〜30GB | ○(即日) |
| HISモバイル | 自由自在2.0 eSIM | 770円〜990円 | 3GB〜7GB | △(7日程度) |
eSIMとは?物理SIMとの違いとメリット・デメリット
eSIM(Embedded SIM)は、端末の基板に最初から組み込まれているSIMです。通信会社のプロファイルをダウンロードするだけで回線を開通でき、物理的なSIMカードの差し替えが不要です。
eSIMのメリット
- 即時開通:申し込み後、プロファイルダウンロードが完了したらすぐ使えます。SIMカードの到着を待つ必要がありません。
- デュアルSIM対応:物理SIMスロットとeSIMを同時に使用できる端末なら、2回線を1台で管理できます。大手キャリアのサブ回線として格安SIMをeSIMで追加する使い方が人気です。
- 海外でも柔軟に対応:現地のeSIM対応キャリアのプロファイルをダウンロードするだけで、渡航先でもすぐに通信できます。
- SIM紛失・破損リスクなし:物理カードを取り扱わないため、差し込みミスや紛失の心配がありません。
eSIMのデメリット
- 端末の対応確認が必要:iPhone XS(2018年以降)、最新のAndroid端末などeSIM対応機種に限られます。古い機種では利用できません。
- 機種変更時に再設定が必要:端末を変えるたびにeSIMプロファイルを移行する手続きが発生します。
- 一部格安SIMは即時開通に非対応:HISモバイルのようにeSIMを提供していても発行に数日かかる場合があります。
【各社詳細】eSIM対応格安SIM 7社の特徴
IIJmio(ギガプラン)――コスパ最強のeSIM格安SIM
IIJmioはeSIM対応格安SIMの中でも最安水準の月額料金を誇ります。2026年3月の値下げにより、15GBプランが月額1,600円(税込)になり、さらにお得になりました。音声通話のeSIMプランは2GBから55GBまで8段階から選べます。
eSIMの開通は平日10時〜19時を目安に申し込めば当日中に利用開始できます。MNP転入でeSIM契約する場合も手続きはオンライン完結で、最短当日の開通が可能です。詳細な料金プランについてはIIJmioの料金プラン完全ガイドも参考にしてください。
- 2GB:850円/月
- 5GB:990円/月
- 10GB:1,500円/月
- 15GB:1,600円/月(2026年3月値下げ)
- 20GB:1,800円/月
- 30GB:2,000円/月
mineo(マイピタ)――3キャリア対応で選択肢が豊富
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3つのネットワークから選べる格安SIMです。マイピタ(デュアルSIM)プランでeSIMを利用でき、即日発行に対応しています。低速通信200kbpsが使い放題の「パケット放題 Plus」(月額385円)を追加すれば、データ節約がしやすくなります。詳しくはこちら→mineoのメリット・デメリット完全レビュー
50GBの大容量プランも月額2,948円(税込)と競合他社と比べて安価です。家族割や友達紹介割引も充実しており、長期利用者向けの「マイネ王」コミュニティでスペシャルクーポンがもらえる点も魅力です。
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)――最短3分でeSIM開通
楽天モバイルはeSIM即時開通の速さでトップクラスです。申し込みから最短3分でeSIMプロファイルのダウンロードが可能になり、その場でデータ通信が開始できます。楽天リンクアプリを使えば国内通話が無料(データ通信使用)です。
Rakuten最強プランは段階制で、月に3GB以下なら968円(税込)、20GBまでなら2,068円(税込)、それ以上は無制限で3,278円(税込)と一律です。楽天市場でのポイント還元率も上がるため、楽天ユーザーには特にメリットが大きいキャリアです。
povo2.0――基本料0円で使いたいときだけトッピング
povo2.0は基本料金が0円のユニークな格安SIMです。データが必要なときだけ「トッピング」を購入する仕組みで、サブ回線として維持コストを最小限に抑えたい人に最適です。eSIM即時開通は9時〜20時の受付時間内に申し込むことで当日中に利用開始できます。
主なトッピング(税込):1GB/7日間 220円、3GB/30日間 990円、20GB/30日間 2,700円、無制限/24時間 330円など。なお、180日間以上有料トッピングの購入がないと利用制限がかかるため注意が必要です。
契約時に入力すると特典が受け取れます。
ahamo(ドコモ系)――30GBでドコモ品質、eSIMも対応
ahamoはNTTドコモのオンライン専用ブランドで、月額2,970円(税込)で30GBのデータと5分以内の国内通話無料が付いてきます。ドコモのネットワークを使うため通信品質が高く、都市部でも地方でも安定した通信が期待できます。
eSIMの開通は申し込み後最短1時間程度で完了します。手続きはすべてオンラインで完結し、店頭に行く必要はありません。80GB(月額4,950円税込)のプランも選べます。
LINEMO(ソフトバンク系)――LINEギガフリー付きで即日eSIM開通
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランです。LINEアプリのトーク・通話・スタンプのデータ通信がカウントされない「LINEギガフリー」が最大の特徴です。
eSIMは即日発行に対応しており、申し込み後すぐに利用できます。料金は3GBのミニプランが月額990円(税込)、大容量のベストプランMAXが30GBで月額2,970円(税込)です。ソフトバンク系のネットワークを広範囲でカバーする点も安心できる要素です。
HISモバイル(自由自在2.0 eSIM)――格安だが開通に時間がかかる
HISモバイルの「自由自在2.0 eSIM」プランは3GBが月額770円(税込)、7GBが990円(税込)と小容量帯では最安クラスです。ただし、eSIM開通まで7日程度かかる場合があり、即日開通を求める人には不向きです。データ使用量が少なく、コストを最優先したい方向けの選択肢です。
デュアルSIM活用法――物理SIM+eSIMで2回線を1台に
デュアルSIMとは、1台のスマートフォンで2つの回線(SIM)を同時に管理する使い方です。物理SIMとeSIMを組み合わせることで、大手キャリアの回線を維持しながら格安SIMを追加できます。
デュアルSIMの代表的な活用シーン
- 仕事用+プライベート用に回線を分ける:会社支給のSIMと個人のSIMを1台で管理。使い分けが簡単になります。
- 大手キャリアのサブ回線として格安SIMを追加:主回線をドコモ・auのまま維持しつつ、データ専用でIIJmioやLINEMOをeSIMで追加。月の通信費を抑えます。
- 海外渡航時に現地eSIMを追加:国内のSIMを物理スロットに入れたまま、現地のeSIM対応キャリアをダウンロードするだけで現地通信が利用可能です。JAPANローミングの詳細はJAPANローミング対応格安SIMガイドをご覧ください。
- povo2.0をeSIMサブ回線として維持:基本料0円のpovo2.0をeSIMで追加し、データが必要なときだけトッピングを購入する節約術も人気です。
eSIMの設定手順(iPhone・Android別)
iPhoneでのeSIM追加手順
対応機種:iPhone XS・XR以降(iOS 17.4以降はeSIMのみの端末も)
- 各社の公式サイトからeSIM申し込みを完了し、QRコードまたはアクティベーションコードを取得する
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ
- QRコードを読み取るか、手動でアクティベーションコードを入力する
- 「モバイル通信プランを追加」の確認画面で「続ける」をタップ
- デフォルトの回線設定(通話・SMSに使う回線、データ通信に使う回線)を選択して完了
AndroidでのeSIM追加手順(Pixel・Samsung Galaxy等)
Android端末はメーカーや機種によって設定画面が異なります。以下はGoogle Pixel系の手順です(Samsung・XperiaなどはUIが異なる場合があります)。
- 各社の公式サイトからeSIM申し込みを完了し、QRコードを取得する
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「SIMを追加」をタップ
- QRコードを別のスマートフォンやPCで表示し、カメラで読み取る(同じ端末でQRコードを表示している場合はコードを手入力)
- 画面の指示に従ってeSIMプロファイルをダウンロード・有効化する
- データ通信に使うSIMの設定を確認して完了
まとめ――用途別おすすめeSIM格安SIM
eSIM対応格安SIM 7社を比較しました。用途別のおすすめは以下のとおりです。
料金最安を求める → IIJmio
2GBから選べる柔軟な料金設定で、eSIM格安SIM最安水準。15GBが月額1,600円(税込)と高コスパ。
即時開通の速さを求める → 楽天モバイル
最短3分でeSIM開通。今すぐ使いたい・急いでいる方に最適。無制限プランも3,278円(税込)。
サブ回線コスト0円 → povo2.0
基本料0円でeSIMを維持し、必要なときだけトッピング購入。デュアルSIMサブ回線の定番。
LINEをよく使う → LINEMO
LINEギガフリー付きで、LINEのトーク・通話がデータ消費なし。即日eSIM開通も可能。
ドコモ品質で30GBほしい → ahamo
月額2,970円(税込)で30GBとドコモネットワーク。通信品質を重視する方に。
eSIM対応格安SIM よくある質問(FAQ)
QeSIMと物理SIMの一番の違いは何ですか?
A物理SIMはカードを差し込んで使うのに対し、eSIMは端末に内蔵されたSIMにプロファイルをダウンロードして使います。eSIMは郵送を待たずに即日開通できる点が最大の違いです。また、1台の端末に複数のeSIMプロファイルを保存しておき、切り替えることも可能です。
QeSIM対応の格安SIMに電話番号を引き継いで乗り換え(MNP)できますか?
AIIJmio・mineo・楽天モバイル・ahamo・LINEMOはMNPによるeSIM転入に対応しています。MNPワンストップ制度を利用すれば、乗り換え元キャリアへの解約手続きが不要になりさらに簡単です。povo2.0もMNP転入でeSIM対応可能です。
Qpovo2.0は本当に月額0円で維持できますか?
A基本料は0円ですが、180日間(約6か月)有料トッピングの購入がないと利用制限がかかります。データ通信だけでなく、かけ放題も0円の維持費で電話番号を保持できる点がメリットです。サブ回線として契約し、数か月に1度だけトッピングを購入する使い方が主流です。
QデュアルSIMにしたいのですが、どの組み合わせがおすすめですか?
Aメイン回線に楽天モバイルまたはahamo(大容量プラン)をeSIMで契約し、サブ回線にpovo2.0(基本料0円)を物理SIMで維持する組み合わせが人気です。電話番号を2つ持ちながら月額コストを最小化できます。逆に、メイン回線を大手キャリアの物理SIMで維持し、格安SIMのeSIMをデータ補完として追加する方法もあります。
QiPhoneでeSIMを使う場合、機種変更するとeSIMはどうなりますか?
A原則として、eSIMプロファイルは旧端末から新端末へ自動移行しません。各社の指定の手順でeSIMの再発行または移行手続きが必要です。IIJmioや楽天モバイルはマイページからオンラインで手続きが可能です。機種変更前に必ず手順を確認しましょう。

